「それゆえイスラエルよ、 わたしはこのようにあなたに行う。 わたしはこれを行うゆえ、 イスラエルよ、あなたの神に会う備えをせよ」。
あなたがたは主の日に戦いに立つため、破れ口にのぼらず、またイスラエルの家のために石がきを築こうともしない。
あなたの裸はあらわれ、 あなたの恥は見られる。 わたしはあだを報いて、何人をも助けない。
だから、あなたがたも用意をしていなさい。思いがけない時に人の子が来るからである。
あなたを訴える者と一緒に道を行く時には、その途中で早く仲直りをしなさい。そうしないと、その訴える者はあなたを裁判官にわたし、裁判官は下役にわたし、そして、あなたは獄に入れられるであろう。
わたしは子を取られた熊のように彼らに出会って、 その胸をかきさき、 その所で、ししのようにこれを食い尽し、 野の獣のようにこれをかき破る。
わたしは、国のために石がきを築き、わたしの前にあって、破れ口に立ち、わたしにこれを滅ぼさせないようにする者を、彼らのうちに尋ねたが得られなかった。
だから、あなたが、どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起して、それを守りとおし、かつ悔い改めなさい。もし目をさましていないなら、わたしは盗人のように来るであろう。どんな時にあなたのところに来るか、あなたには決してわからない。
速く走る者も逃げ場を失い、 強い者もその力をふるうことができず、 勇士もその命を救うことができない。
安んじている女たちよ、震え恐れよ。 思い煩いなき女たちよ、震えおののけ。 衣を脱ぎ、裸になって腰に荒布をまとえ。
火が柴木を燃やし、 火が水を沸かすときのごとく下られるように。 そして、み名をあなたのあだにあらわし、 もろもろの国をあなたの前に 震えおののかせられるように。
主は言われる、あなたがたはわたしを恐れないのか、 わたしの前におののかないのか。 わたしは砂を置いて海の境とし、 これを永遠の限界として、 越えることができないようにした。 波はさかまいても、勝つことはできない、 鳴りわたっても、これを越えることはできない。